先日、もくもくファームに旅行に行った際、美味しそうな原木しいたけを購入しました。
もくもくファームは三重県の農場+宿泊施設なのですが、安価で宿泊できる上、子どもが大自然を満喫できる仕掛けがいっぱいです。温泉や自然食が親にも嬉しく、毎年必ず行くお気に入りの旅行先なんですよね。
毎回たくさんの野菜を購入して帰ってきますが、今回は原木しいたけを購入しました。
原木しいたけは、その名の通り、くぬぎやしいの木を使って栽培されたしいたけのことで、肉厚で味が濃いのが特徴です。
原木しいたけは、自然のままに栽培する方法なのですが、それだけにとても時間がかかります。
半年〜2年かけてしいたけの菌を木に植え付け、収穫できるのは3〜4年の間に5〜8回程度。安定しない方法でもあるので、スーパーなどではほとんど見かけることがありません。
一般にスーパーで売られているのは菌床栽培のしいたけで、おがくずと米ぬかなどの培地に、3〜4ヶ月かけてしいたけの菌を植え付けます。その後、6〜8ヶ月の間に約3〜4回収穫できますので、短期間に安定した量が見込める菌床栽培は大変人気があります。
ただ、原木しいたけに比べて、味がうすいんですよね…。しいたけ好きにとっては、やはり濃厚な味と風味、肉厚な食感が楽しめる原木しいたけで調理がしたいものです。
スーパーではとにかく高いしいたけですが、田舎や農場に行きますととても安く売られていますので、原木しいたけを買うにはこういったところがお勧めです。
今回は、そんな原木しいたけを使った子どもにも大人気のレシピ、しいたけのチーズ焼きをご紹介します。
かんたんレシピ
- しいたけ
- マヨネーズ 大さじ3
-
味噌 大さじ1
- チーズ
基本のレシピは上のとおりですが、ここにお好みでいろいろなものをトッピングしても美味しいです。
お酒のつまみにするならチューブにんにくを追加。味噌の代わりにしょうゆなどもいいですね。高くなりますが、ほぐしたホタテなどを追加すると絶品です。
また、調理の1時間前にしいたけを日光に当てておくと、旨味とビタミンDが増しますので、余裕があればベランダにでも出しておきましょう。
調理方法ですが、まずはしいたけの汚れをペーパータオルかふきんで拭き取って下さい。
しいたけは濡らすと風味がなくなるので、汚れは拭き取る程度にしましょう。
その後、しいたけの軸のところを包丁で切り落とします。
軸の先の固すぎるところは捨ててもいいのですが、やわらかい部分はみじん切りにしてください。あとで使います。
マヨネーズと味噌を混ぜたものに、さきほどの軸を入れてかき混ぜます。
この軸のかわりに、ホタテのほぐしたものでも美味しいですよ。今回は安価に済ませるために軸を使いました。
また、味噌の代わりにしょうゆなどでも美味しいですし、味噌+マヨネーズ+チューブにんにく適量で、お酒のアテにもばっちりはまるほど濃厚な味わいになります。
さきほどかき混ぜたタネをしいたけの内側部分に塗ります。
更に上からチーズをトッピングし、オーブントースターでいい色になるまで焼きあげたら完成です。
焦げたチーズと、味噌とマヨネーズ、さらに肉厚なしいたけの旨味が合わさって、絶妙なハーモニーです。
ちょっと一品足りない時にもとても簡単ですし、アレンジすれば、子どもの好きなチーズ料理としても、大人の好きなお酒のアテとしても、どちらにも活躍するアイデアレシピです。
しいたけ農家の方はよく食べているらしいですが、原木しいたけの芳醇な香りがなんともいえず、食べる端から心が満たされますよ。菌床しいたけでも作ることは可能ですので、お酒のアテにも一品、いかがでしょうか?
コメント
これも、おいしそうです!
今日しいたけの美味しそうなの見つけたのに、かわなかったから、次買い物にいく来週まで、夢みておきますー