ぼくは、お酒も飲まなければコーヒーも飲まないのですが、その分大の紅茶好きです。
アールグレイティーなどは100袋セットで買っていて、職場でも自宅でも、息抜きにはアールグレイの香りが一番です。
紅茶といえばイギリスが有名ですが、もともとの起源は中国です。
1600年代、イギリスはオランダを通じて、中国から緑茶や烏龍茶を手に入れ、「にがい~(><)」と言いながら砂糖やミルクを入れて飲んでいたそうです。
にがいならお湯ですませばいいのにと思いますが、当時のイギリスは東洋ブームであり、インドや中国から珍しいものが輸入されるのを、上流階級の方々は楽しみにされていました。
少しずつお茶の文化が庶民にも広まる中、中国でイギリス向けの紅茶の先祖が開発されたりしたのですが、誰もが「たかい~(><)」と思う高級志向だったわけです。
高いと思うなら自分で作ればいいのにと思いますが、そのとおりに、イギリスはインドを使ってお茶の開発を始めます。
特に、アッサム地方でイギリス人が発見したお茶は、とても香りの良いもので、アッサムティーとして今も愛されています。
その後、紅茶の熱は世界に広まり、世界で飲まれているお茶の8割は紅茶です。
イギリスは世界最大の紅茶の国として、毎日「うまい~(^-^)」と紅茶があちこちで飲まれているというわけです。
美味しい紅茶なら、日本人でも毎日飲みたいものです。
前置きが長くなりましたが、今回は、職場でも簡単にできるロイヤルミルクティーの作り方について紹介したいと思います。
かんたんレシピ
ロイヤルミルクティーの本来の作り方は、鍋でお湯と牛乳を1:1の割合で沸かし、蒸したり煮だしたりするのですが、忙しい時や職場では、とてもそこまでしていられません。
今回ご紹介するのは、やや邪道ですが、電子レンジで簡単に作ってしまう方法です。
まず、マグカップ1/3ほどの水にティーバッグを2袋入れ、なじませておきます。
ここで必ずティーバッグは2袋使ってください。
牛乳にはお茶の葉を広げる力はなく、むしろ抽出を阻害する成分があるので、2袋使っておかないと紅茶が負けてしまいます。ただのホットミルクになってしまいます(笑)。
また、危ないのでホッチキスがあるティーバッグは使わないようにしてください。
その後、2/3ほど牛乳をそそぎ、軽くラップをして、600wのレンジで2分あたためます。
ティーバッグを取り出して、1分ほど蒸らしたらできあがりです。
この写真ではティーバッグをけちったために薄くなってしまったので、みなさまは絶対にぜいたくに使ってみてください(笑)。
甘味をつけるためには、あっさりしたグラニュー糖やはちみつがお勧めです。
ですが、マシュマロなどを入れるとクリーミーなマシュマロイヤルができますし、寒い日にはホワイトチョコなどを溶かして入れるのもいいと思います。
午後のひとときなど、ほんのすこし心の余裕を持つために、ティータイムをお勧めします。
イギリスでは戦時下でもティータイムを怠らなかったと言われますが、忙しい現代人が、毎日心に余裕がなく過ごしている中、人に優しくなるために、ほんの少しの余裕を作ってみたいものです。